
外壁調査を行う際は赤外線調査がおすすめです。
建築基準法12条により、全面打診等の調査が義務付けられていますが、外壁全面打診に代わる方法である赤外線調査が多くなっています。
赤外線調査が選ばれている理由を挙げていきます。
コスト面では足場を設置する必要がなく、特別な場合を除き、高所作業車を使用することがないので、費用が安く済みます。
また、少人数で効率よく作業ができるので人件費も下げられます。
信頼性としては作業者の主観で判断を行う打診調査と比べ、サーモグラフィーを使った客観的な画像や数値により判断されるので、ムラも少なく、高精度の調査が可能です。
また、プライバシーの面で建物から離れて調査ができるので、室内などもみられる心配がないことや工期においては1回に多くの面積の調査を行うことができるので、短期間で行うことができます。
安全面では足場もなく、直接建物に触れないので作業時の事故等の危険も少なく、また、直接建物を叩くこともないので、建物にも悪い影響を与えません。